2006年 04月 15日
Power on Stalls |
大気の状態が不安定なハッキリとしない天気の日が続いている今日この頃ですがCPLの生徒さんと北の訓練空域に Power on Stall などをやってきました。この生徒さんはパワーオンストールやスピンなどの飛行機が急激に姿勢を変化させる訓練項目が苦手で私と訓練をしています。 この様な天気だと訓練空域が混雑していなので他のトラフィックとのセパレーションを調整せずに効率良く訓練が出来ます。シーリングは約3500フィートでしたが北の訓練空域の奥の湖の上空に雲のすき間を見つけたのでその場所を利用して訓練することにしました。 初めはパーシャルパワーからの飛行機を失速させる訓練を繰り返しました。そして生徒さんが慣れてきたら徐々にパワーを上げていき最後にフルパワーから失速させる方法で訓練しました。 写真上はパワー全開で機首を上に向けた状態です。 湖の上空で何回ストールしたか数えられない程数多くのストールを練習して生徒さんが正しいリカバリー操作のコツを掴んだ様なので徐々に高度を下げつつ Pitt Meadows (CYPK) 1回クロスウィンド(真横から8ノット程度)のタッチアンドゴーをして Boundary Bay に帰投しました。
いやー。生徒さんがコツを掴んでくれて良かったです。この様な嬉しそうな顔をしている生徒さんを見るのが教える側にとっても嬉しい瞬間です。
by javiator
| 2006-04-15 16:16
| 飛行訓練