2007年 02月 21日
US Check out XC |
前回の記事で予告した通り米国の Bellingham (KBLI) へ野外飛行訓練で行ってきました。この訓練は "US Check" と呼ばれており、単独でアメリカにクロスカントリーに行く前に国境を越える際の税関手続きや米国を飛行するにあたっての注意事項などを習得する為に同乗教育で行われているものです。ご存知の様に先方は先の同時多発テロ事件以来セキュリティーを強化していて冗談やうっかりミスが通用しない事が沢山あります。
それでもアメリカにクロスカントリーに出かける事は単に野外飛行の行動範囲を広げるだけではなくカナダとは異なった航空事情を実際に経験してみる上で大変有意義です。私自身もアメリカへ野外飛行に行って各地の航空博物館を訪ねるのは大好きで機会があれば有名航空博物館を必ずと言って良いほどルートに盛り込みます。 写真上は KBIL のタワーの前に駐機してあった Beechcraft Super King Air 350 です。日本の海上保安庁などでも導入している機種ですね。アメリカの飛行機はカナダのに比べると何処となく綺麗で新しそうです。 寒気が入り込んでいて風は結構ありましたが天候は良好で訓練を行うにあたって申し分の無いコンディションでした。写真上は Boundary Bay を West Point Departure で離陸上昇中に Point Roberts の西にあるフェリーターミナルと石炭積み出し埠頭がある Coal Pile を撮影した物です。 次の写真が前回の記事にも書いた米国領 Point Roberts にある芝の滑走路の飛行場です。Point Roberts の半島の西の先端ヨットハーバーの近くにあります。
そして下の写真が分かり難いですがBellingham (KBLI) の空港です。今回が2007年になって最初の US Check でしたが若干の手続きの変更はありましたが KBLI の米国税関職員も顔見知りだった事もあり滞り無く修了しました。あとカナダに戻って来る際に手続きをしていて知ったのですが、カナダ税関が小型機を使って頻繁に(とは言ってもそれ程ではないですが)アメリカに渡航している私の情報をファイルしている事も手続きを円滑にしてくれたと思います。向こうがファイルを持っていると個人情報を初めから言わなくて済むので手続きにかかる時間が短くて済むので助かります。
それでもアメリカにクロスカントリーに出かける事は単に野外飛行の行動範囲を広げるだけではなくカナダとは異なった航空事情を実際に経験してみる上で大変有意義です。私自身もアメリカへ野外飛行に行って各地の航空博物館を訪ねるのは大好きで機会があれば有名航空博物館を必ずと言って良いほどルートに盛り込みます。
by javiator
| 2007-02-21 10:42
| 飛行訓練