2007年 06月 20日
Nice Office! |
このブログを巡回されて下さっている皆さん、大変ご無沙汰しております。実はデジカメが壊れてしまった事と色々多忙だった為にしばらく更新が出来ませんでした。まだ少し多忙ですが日本に次回帰国するまでのしばらくの間は生徒さんのデジカメで撮影された写真をもらって更新します。 写真は以前からお邪魔させてもらう事を約束をしていたバンクーバー国際空港の管制塔です。日曜日に私の生徒さんを数名連れて見学に行ってきました。さすがはカナダの西の空の玄関です。日曜日の午前中で比較的離発着数が少ないとはいってもメインの滑走路には世界各国から旅客機が5マイル間隔(最小2.5マイル間隔だそうです。)着陸して来ています。ローカルの空港の管制塔には何回か見学に行ったことがありますが設備や働いている管制官の人数などどやはり規模が違います。 それにしてもこの管制塔からの眺めは最高です。この様な職場で仕事できるなんて、さぞやヤリガイがあるでしょう。しかもカナダの管制官は高給で生活も安定しています。 今回お招きいただいた知人の管制官の方に各管制官の仕事内容やレーダースクリーン(液晶タッチボタン式スクリーン)のファンクションの説明や実際に私達がここバンクーバー国際空港の管制圏に出入りする時などの実践的な管制手順などを説明してもらって質疑応答に答えていただきました。 色々説明して頂いている間にレーダースクリーンに写っていたJAL18便の成田発バンクーバー行きが最終着陸態勢に入って見えてきました。 4600マイル以上の長旅お疲れ様です。おなじみのゲートにタクシングして来ましたね。 写真下は紹介してくれた中の興味深い画面の一つです。 レーダースクリーンはスケールを自在に変えることが可能なのですがスケールを拡大して現在飛行している航空機を全て映し出しています。画面上の薄紫色の点は飛行中の航空機でカーソルを持っていくと詳細が表示されます。画面を更に拡大して日本の成田空港から飛び立っている飛行機を見ることも出来ました。 写真上は北米ですがバンクーバーは昼頃ですが東側では夕方のラッシュアワーが始まって交通量の多いことが一目瞭然です。 この時間帯はアジアからの到着便のピークでしょうか。キャセイパシフィックのB747-400がやって来ました。 JALに比べると着陸してからの地上での移動速度が若干速いような・・・。もうターミナルまでやって来ました。 いやー。それにしても良い眺めです。精神的ストレスの高い職種でしょうが飛行機好きには最高の職場環境かもしれません。
by javiator
| 2007-06-20 10:56
| 海外航空事情