2007年 12月 27日
Happy Holidays! |
今年も残り数日になってきました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?北米の三大行事といえば Easter(復活祭), Thanksgiving Day(感謝祭)、そして日本でもお馴染の年の瀬にやって来るChristmas です。一般的に皆で食卓を囲みご馳走を食べるのが慣わしですが、そのご馳走と言うとやはりロースト・ターキー(七面鳥)です。カナダに行き来するようになって既に10年以上経ちますが今までに「美味しい!」と言えるロースト・ターキーに出会ったことは数少ないです。どうしてもロースト・ターキーと聞くとジューシーではなくドライ(バサバサ)で味も素っ気もない肉に甘酸っぱいクランベリー・ソースが付いてきてマッシュポテトに焼汁で作ったグレービーソースが添えてあるというイメージが湧きます。しかし、今回うちの学生寮のクリスマス・パーティーに御呼ばれで行って食べた写真下のロースト・ターキーは今まで食べた中でも最高の逸品でした。
写真下のお方がうちの学校の近くにある古い(築100年近く)農家を改築した学生寮の管理人をしておられます。普段は生徒が共同キッチンで自炊していますが何かパーティー事があると料理を振舞ってくれます。前回ここを訪れたのは夏のバーベキュー・パーティーの時でしたが、その時のサーモンのグリル焼も美味でした。ちなみにカリフォルニア大学ホームエコノミクス(家政学科)卒だそうです。今回のロースト・ターキーの焼き方の秘訣を尋ねるとターキーを焼く前に白ワインに漬け込み、焼き方は高温のオーブンで一度表面をこんがり焼き、その後ワインを浸したタオルをかけて蒸し焼きにする事だそうです。クランベリーソースも生のクランベリーから作り仕上げにマンダリン・オレンジを入れてあるのが隠し味だそうです。 美味しい食事の後には生徒の一人がピアノの弾き語りを始め、その後はみんなでクリスマス・キャロルを合唱。いやー。盛り上がりました。みんな意外とピアノやギターなど楽器を上手にこなします。北米三大行事は宗教的な背景がありますが祝日という事もあって帰省したりして家族や友人に会ったりするお祭りのような行事として定着している感があります。私もクリスチャンではありませんが、この時期に賛美歌やクリスマス・キャロルを聞くのは好きです。 年末で一部の生徒さんは帰省してしまってメキシコ、インド、日本、カナダからの生徒さんが集まってやった7~8人の小さなパーティーでしたがそれなりに楽しいひと時が過ごせました。 今年もいよいよ残り僅かとなってまいりました。
皆さん風などをひかぬよう、どうか良いお年をお迎えください。
皆さん風などをひかぬよう、どうか良いお年をお迎えください。
by javiator
| 2007-12-27 17:44
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