2004年 12月 23日
ZEPHYR |
今日は以前から試乗したかったゼファーに乗る事が出来たのでインプレッションレポートをお伝えします。
ゼファーと言っても KAWASAKI のオートバイではありません。
この航空機はチェコ共和国のATEC社で開発されヨーロッパを中心に発売されていて、北米ではカナダの ATEC Aviation Inc.が代理店として販売しています。しかし米国、カナダ両国では形式認定されておらず、現在ホームビルト又はEXPERIMENT航空機カテゴリ-で販売されています。今回試乗した機種は ZEPHYER 2000という機種で、オーストリア製ROTAX 912エンジン (100 BHP)を搭載しており、フィックスながら可変の3ブレードプロップを採用しています。胴体はカーボンファイバー製モノコックで最大離陸重量は544kg(1132lbs)、僅かにカナダのウルトラライトのカテゴリーを越えています。通常巡航速度は100ktsを若干上回り燃費は約4 US gal/h です。価格はUS$90000ですが、今回の試乗機はデモ機の為US$70000で最近売約されました。
(ROTAX 912 エンジンはシリンダーヘッド部分が水冷で Smart Master によってミクスチャー等は自動制御されていてエンジン計器は液晶ディスプレー表示されています。)
今日のフライトはBoundary Bay (CZBB)を離陸して低層の層積雲のオントップを飛行し、Abbotsford (CYXX)で給油、Chilliwack (CYCW)でミルクティーとブルーベリーピーチパイを食べ、再びオントップを飛行しCZBBに帰投したものです。(ブロッケン現象で雲に映った機影)
飛ばした感想。スティックコントロールなのですが思ったより安定していてクイックでは無く低速でも安定していて扱い易かったです。軽量の為、通常飛ばしている分には大柄なカナダの人が燃料を満載していてもパワーは十分です。総合的に好印象でした。(写真下:ゼロスピードで機体を吊ってみました。)
夕日がとても綺麗でした。
ゼファーと言っても KAWASAKI のオートバイではありません。
この航空機はチェコ共和国のATEC社で開発されヨーロッパを中心に発売されていて、北米ではカナダの ATEC Aviation Inc.が代理店として販売しています。しかし米国、カナダ両国では形式認定されておらず、現在ホームビルト又はEXPERIMENT航空機カテゴリ-で販売されています。今回試乗した機種は ZEPHYER 2000という機種で、オーストリア製ROTAX 912エンジン (100 BHP)を搭載しており、フィックスながら可変の3ブレードプロップを採用しています。胴体はカーボンファイバー製モノコックで最大離陸重量は544kg(1132lbs)、僅かにカナダのウルトラライトのカテゴリーを越えています。通常巡航速度は100ktsを若干上回り燃費は約4 US gal/h です。価格はUS$90000ですが、今回の試乗機はデモ機の為US$70000で最近売約されました。
今日のフライトはBoundary Bay (CZBB)を離陸して低層の層積雲のオントップを飛行し、Abbotsford (CYXX)で給油、Chilliwack (CYCW)でミルクティーとブルーベリーピーチパイを食べ、再びオントップを飛行しCZBBに帰投したものです。(ブロッケン現象で雲に映った機影)
飛ばした感想。スティックコントロールなのですが思ったより安定していてクイックでは無く低速でも安定していて扱い易かったです。軽量の為、通常飛ばしている分には大柄なカナダの人が燃料を満載していてもパワーは十分です。総合的に好印象でした。(写真下:ゼロスピードで機体を吊ってみました。)
夕日がとても綺麗でした。
by javiator
| 2004-12-23 23:55
| 海外航空事情