2005年 12月 26日
So This is Christmas. What have you done? |
今日は Christmas Day です。さすがにカナダで大きな国際空港を除いて1,2を争う程離発着の数が多いうちの空港も閑散としています。需要があれば年中無休のうちの学校も今日飛んだのは私達だけでした。午前中は強風と雨で大荒れの天気でしたが午後から雨も止みシーリングも高くなり、昨日のクリスマスイブより良いコンディションでした。昨日はシーリングも低く雨も時々強く降っていたので管制圏内に留まりサーキット訓練に終始しました。初めは他に数機のトラフィックが周回していましたが途中から私達だけの貸切状態になったので滑走路の真上1500フィートまでの上昇をリクエストして、そこからの模擬エンジンフェイリャ-を何回も繰り返したり、高度600フィートのサーキットをしたり2本ある滑走路をフルに使いました。こちらから要求したリクエストは全て管制搭から承認され、まさにやりたい放題でした。 誰もいない学校に合鍵で入ってインターネットで気象情報をチェックしてました。今日はディスパッチがいないのでフライトプランをファイルして訓練空域に出かけなければなりません。とにかく今日は静かです。他に飛んでいる航空機はバンクーバー国際空港に往来する旅客機以外は一般機は殆ど飛んでいない様です。訓練空域もトラフィックは無く強い南西の風のため一部気流の悪い高度はありましたが縦にも横にも他の航空機に気兼ねなく文字通り縦横無尽に訓練する事が出来ました。生徒さんの出来も好調でこの調子で出来れば27日の実地試験は大丈夫だという手応えを感じました。帰りがけに生徒本人からラングレーの空港にタッチアンド・ゴーをリクエストする程、本人も確かな自信も出てきた様です。 写真上のラングレー(CYNJ)は私が95年にヘリコプターの訓練を始めた小さな空港です。小さなコミュニティーでアットホームな感じの良い空港です。 ストレート・インで進入したのですが、2.5マイル手前のファイナル・アプローチコース上に大きな温室を持つハウス農家があり空から丁度良い目印になります。バンクーバー近郊ではこのような大きな温室栽培の農家がトマトやイングリッシュ・キューカンバー(大きな胡瓜)を栽培しています。この温室もきっと365日休まず稼動しているのでは? ベースのCZBBに帰ってクロスウィンドの離着陸訓練を数回行いました。上空は20ノット以上の風があったと思いますが地上は昨日ほどではありません。高度を下げていくと10ノットもありません。良い感触のまま訓練を終わらせたかったので早々にフルストップしました。訓練機をタイダウンした後、ターミナルビル内で事務処理をしていると空港管理職員がやってきて言葉を交わしたのですが今日この空港に出入りした航空機は私達を含め3機だけだったそうです。今日は昨日よりコンディションが良かったのに・・・と暇すぎて疲れた様でした。 ブリーフィングを終えて帰宅すると、ルームメイトが大学時代の同級生を呼んでクリスマスパーティーの準備をしていました。写真上は皆マニトバ州の州都ウィニングペグの大学を卒業してバンクーバーに移り住んできた人達です。 ラッキーな事に私もクリスマスターキーディナーにご一緒させてもらうことになりました。 皆さんまだパーティーで盛り上がっていますが、私は明日も仕事があるのし、このブログを投稿しなければならないので早めに失礼させて頂きました。
by javiator
| 2005-12-26 15:28
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